令和元年9月5日に発生した台風15号は9日に千葉県直撃。
今でも記憶に新しいところではゴルフ練習場の鉄塔が倒れ
近隣住宅を倒壊したのであった。
被害はそれだけにとどまらず、千葉県南部を中心に甚大な被害をもたらし、
その爪痕に今もなお悩まされている県民が大勢いる。
具体的には屋根が吹き飛ばされてしまい、ブルーシートで応急処置をされたまま
修繕をできないままの住宅がたくさんある。
千葉県では補助金を出しているのだが、申請をして受け取りができた世帯は
たった32件にとどまっているのだという。
千葉県では今何が起こっているのか?
考察してみたいと思う。
【台風15号の爪痕】ブルーシート屋根で年越し※寒くて眠れない
台風15号の強風は根こそぎ住宅の屋根を吹き飛ばしていった。
身の危険を感じた人々は避難所で命を守っていた。
そんな中、一人の県民が被害の様子を伝えてくれた。
以下引用
房総半島南端の漁師町、館山市布良(めら)地区。今月26日の夜、
橋本博一さん(61)は電気ヒーターの前で手をこすり合わせた。畳をはずしてブルーシートを敷いた床や、
はがれた天井板の間からは冷気が吹き込む。
「寒くて眠れやしない。苦しいよ」中略
9~10月に相次いだ3度の台風で、家はみるみる傷み、
全壊と判定された。床は反り返り、壁には白いカビが生えた。
エアコンや電気毛布は壊れ、残ったのは電気ヒーター1台だけ。「もう疲れ果てた。死んでもいい」。
そんな思いも頭をよぎる。
ブルーシートで応急処置をしただけの屋根では眠れない。
なぜなら、隙間から外気が忍び込み寒くて眠れないから。
その上、まともに働きにも出られず生活費が底をついてくる。
屋根修繕の費用が無く、屋根を直すことができない
屋根を修繕する費用が無くて、ブルーシートのまま生活を余儀なくされ、
倒壊している住宅が散在する千葉県南部。
年の瀬を迎え、前途多難な生活しかない現況にうなだれる。
「この先、どうしよう」
「いっそのことこのまま死んでしまいたい」などと頭をよぎる。
森田県知事が被害状況の視察で回っているようだが、
なんの成果も出ていないのが現状だ。
補助金の上限が60万円では屋根の修繕はできない。
なぜなら60万円の2倍から3倍の費用が掛かるからだ。
まとめとして
台風15号の甚大な被害が千葉県の南部に色濃く爪痕を残している。
屋根を修繕できないでブルーシートで応急処置だけをしている家が散在。
「屋根を修繕する職人が不足している」などと報道しているメディアがあったが
内情はそうではなく、「修繕するお金が無い」というのが事実である。
根本的な取り違えをしているようでは、いつまでたっても
解決しないのではと思ってしまう。
緊急事態が千葉県を襲っている事実にもっと向き合ってもらい
早急な対応が必要だと言えよう。
以上、【台風15号の爪痕】ブルーシート屋根で年越し※寒くて眠れない
・・・についてでした。
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